現地採用になる覚悟とメリット

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

「アメリカで働いている」という響きはある種のステータス感がありますが、アメリカの本社の現地採用でアメリカ人の中で働くことは、日本にいるときよりも、より多くの努力が必要で、より多くのチャレンジを自分に課す必要があります。私も、英語ではネイティブに勝てないので、違う分野で勝てるように自己分析を行い得意フィールドの特定と、アメリカ社会の中でどのように生きていくかの戦略を構築しました。

ライザップイングリッシュ

 

毎日プレッシャー、サバイバル感覚

当たり前ですが、英語での会議やテレカンは当たり前で、シニアリーダーへのプレゼンや、関係部署との整合など、前日にそのプレッシャーで潰されそうになりながら、胃がきりきりしながら、なんとかギリギリでこなし、帰りの車で「あぁ、今日もなんとかこなした」と安堵する毎日です。本当に毎日がサバイバルな感覚です。時に、関係部署から英語での説明が分からないと言われるときもあるでしょう。シニアリーダーからの思わぬプレッシャーも日常茶飯事です。英語のハンデも相まって、掛かるプレッシャーは桁違いだと覚悟する必要があります。また、Non Americanとして周りから目立つと思い込み、結果を出さないといけないと自分で自分自身にプレッシャーをかけてしまうということもあります。何か起きた際には誰も日本語で助けてくれません。英語で細かい部分も表現し、トラブルを解決していかなければいけません。

年金や医療保険システムも日本のシステムからアメリカのシステムに変わります。まったく違うシステムに対する適応、何かあった場合に電話での対応、すぐにできますか?雇用は日本より安定しません。会社の景気が悪くなったらLay offや異動なんていうのも日常的ですが、それもリスクとして許容可能ですか?

ここまで聞いて、これは無理と思ったらアメリカの現地採用は選択肢から外すべきです。実際にはこの何倍ものストレスレベルを経験することになります。逆に、そんなもんかい!とか、やってみないとみないと分からんわ!なんていう方は、メンタル面ではまったく問題ないと思います。覚悟が無いなら、この茨の道はやめたほうがよいです。

 

現地採用のメリット

それでは現地採用のメリットはなんでしょうか。アメリカに永住したいという方は、アメリカの本社で現地採用として働くことは大きなメリットでしょう。ただ、私はいずれは日本に帰りたいと思っています。子供の教育問題もありますし、家族の問題もあります。それでは、永住するつもりもないのに、アメリカの本社に現地採用になるメリットはなんでしょうか?

コンサルタント養成

強力なキャリア

駐在ではなく、アメリカの会社で働いた経験があると言うのは強力なキャリアです。特に日系企業のアメリカ支社とかではなく、アメリカの本社となればそれは強力です。日系企業のアメリカ支社となると、日本から来た駐在員のサポート業務や、現地のコーディネートなどやや便利屋的な扱いを受ける場合が多いそうです。また、日本人駐在員のサポートや日本との懸け橋になる業務が多く、アメリカの支社の現地採用になったのに、日本語を主に使ってコミュニケーションをしているというのも珍しくありません。そのような背景からあまり日系企業のアメリカ支社に現地採用というのはお勧めしません。渡米前に話をしたある転職エージェントの情報によると、日本市場が人口減少とともに市場がShrinkしていく未来の中で、日本の多くの企業が海外への展開を考えるようになっており、アメリカでの現地採用経験が大きなキャリアアドバンテージになるそうです。 もちろん、同じ会社の日本支社に戻るという選択肢もあります。その場合には本社との強固な人脈パイプラインと本社での経験は、日本支社での大きなアドバンテージになることは言うまでもありません。

英語能力の飛躍的な向上

理由の説明は不要だと思います。会社にいる限りはすべての対応は英語です。これで英語の能力が向上しないわけありません。冷や汗や苦労の1つ1つが英語を向上させるために必要な「ガソリン」なのだと思います。

よりグローバルな思考へ

グローバルの思考とは何か?簡単に言うと、「それぞれの国の違いを理解し、その違いを受け止め、その国に最適な戦略を提案する」というのがグローバル思考であり、本社機能の重要な考え方だと思います。もちろん、日本の本社でグローバルに展開している企業で働けば、グローバル的な思考というものは身に付きやすいと思います。ただ、アメリカの会社の最大のメリットは、アメリカ市場が超巨大であり、超巨大な会社がいくつも存在します。その資金を利用したグローバル展開の積極性および投資はすさまじいものがあると思います。このスケール感を日本の企業で体感できるのは数社ほどしかないのではないでしょうか。

場慣れ、プレッシャー慣れ

日本では経験できないような、プレッシャーやストレスレベルを感じ、この生活に慣れてくると、 もはや少々のことは動じなくなります。人間は難しいハードルを飛び越えると自分のCapacityというか器が大きくなります。高跳びで高いハードルを飛び越えたら、低いハードルは簡単に飛べるようになるのと同じです。組織のリーダーになっていくためには、多少無理なプレッシャーや課題に対して、立ち向かい、解決する経験値が必ず必要です。アメリカでの現地採用経験はそれらの経験値も補完できると思います。

 スタディング 貸金業務取扱主任者講座
LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket