外国人部下との関係

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アメリカの現地採用になってから数名のDirect Report(部下)をもつマネージャーとして部門に貢献するミッションを担っていました。私なりのポリシーとしてダイレクトレポートに対する4つの行動指針があります。この4つの指針は自分の中でのサイクルとして順番も大事にしています。チームにチャンスを与え、その行動を信用し、最後に仕事の成果をフェアに評価し、チームとして達成できなかった目標等はすべて自分が責任を取るというものです。

ネイティブイングリッシュ
    • Give a chance/opportunity:チャンスや機会を必ず与えること
    • Trust the team (no micro-management):チームを信用すること
    • Fair assessment:仕事の評価はフェアに。
    • Everything is my responsibility :全責任を自分が負うこと

上司との関係との逆パターンなだけで、コアの部分の 成果重視で仕事を邁進し、リーダーシップを示す。最終的に決定がなされたものについては着実に実行する。ということを実現するために、4つのこの行動指針をもって自分のDirect Reportと仕事を遂行してきました。

 

部下という表現について

ところで、私は部下という表現がすごく嫌いです。日本人は自分と他人がいた場合にどちらかが上の立場か、または下の立場かを非常に気にする人種だと思います。おそらくそれは数百年続く歴史の中で構築された我々が気付かないうちに意識しているものだと思います。数百年前より、農民、商人、武士とそれぞれの階級が構築されそれを受け入れてきたからです。時に年齢で分ける場合もあるでしょう、職業の立場で分ける場合もあるでしょう。でも、そんなに必要ですか?立場が上、下を決めることが?なぜ対等という考えがあまりないのでしょうか?先輩なんだから敬語、先輩なんだから言うことは絶対と、年が上というだけでなぜそんなに変わるのでしょうか?理解がまったくできません。だから私はあまり日本になじめなかったのかもしれませんね。。。

アメリカももちろんありますよ。でも日本はよりはもっと対等の立場というものが強いと思います。例えば、お客さんとの関係においても、ビジネスをする上でのサービスを提供する立場ですが、人としては対等という関係性ですので、お客だからなんでも許させるという考えはありません。それゆえに、英語には日本ほど多くの敬語はありません。部下という言葉は字のごとく、部の下と書きます。組織図を見たら確かにそうかもしれませんが、私はこの言葉が嫌いで、よく人から部下は何人いますかとか聞かれますが、私はなるべくDirect Reportというか、Teamという言い方に変えます。仕事上の理由で私がしなければいけないRoleやResponsibilityはあると思いますが、それ以外は対等ですので、部下という言葉は使いません。

ネイティブイングリッシュ

 

Direct Reportに求めること

逆に私がDirect Reportに求めることは、最低限の私に対する敬意と仕事に対するコミットだけです。日本人で英語もNativeではないため、もしかしたら私とのコミュニケーションで多少の疲労やストレスを感じているかもしれません。ただ、会社の中で私の立場があることから最低限の敬意だけは求めます。舐めてくるような態度や敬意がないなと感じる振る舞いは受け入れられません。それは特別なものではなく、人としてレベルのことを言っています。けして敬語を使ってくれとか立場が上だとか言っているわけではありません。

幸運にも私のチームでは、私に対する敬意と仕事に対する責任感のある人達に囲まれたおかげで、わたしから何かの大きな改善を彼らに働きかけたことはありませんでしたが、自分として少し違うなと感じた場合には、毅然とした態度と正確な言葉で何をしてほしいのか、どうしてそう思うのかを順序を追って説明します。また、そのようなことを言う際にはなるべくクローズドな部屋を用意して、1対1で話をします。感情的にものをいうことはありません。また疑問がある場合にはその疑問に完全に答える努力をします。Direct Reportはアメリカ人だけではなかったですが、このことは人種に限らず、人をManage、Leadするという意味で非常に大切な能力だと思います。

 

アメリカでマネージャーとして最も大事なこと

日本の会社とアメリカの会社でマネージャーとして大きく違うのは、「Family Commitment」に対して最大限配慮が求められます。アメリカでは離婚も多いことからSingleで子供を育てながら働いている人も多くいます。子供の行事や子供の都合により、Work from Home(所謂SOHO)での仕事やEarly Leaveをしたいという要望にマネージャーとして仕事の管理をしながら、Flexibleに認める必要があります。日本と違い、自分や家族を犠牲にしてまで仕事を優先するというのはアメリカでは考えにくいことです。私の方針としてもまずは家族のことについては第一で考えてほしいと伝えています。ただし、プロフェッショナルとして、業務に支障が出るようであればそれをバックアップする計画(例えば、朝早く来て仕事にCatch upする、時間外に家から仕事など)についても考えてほしいと伝えています。細かい指示や指導はしていません。私は彼らが自分で自分を管理できると信じているからです。

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