アメリカでの自動車保険を決める

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原則的に、アメリカのどの州でも自動車の購入時に自動車保険(Auto Insurance)への加入が義務付けられています。大手保険会社では、自動車保険のオンライン見積もりサービスがありますので、自動車の車体番号(VIN Number:Vehicle Identification Number)があれば、オンラインで簡単に見積もりを取ることができます。さまざまな自動車保険会社がありますが、サポートや保証金額は会社によって異なるので、月額の支払金額だけでなく、契約前に必ず保険内容の詳細を確認してください。

プライムイングリッシュ

アメリカの自動車保険会社

アメリカの自動車保険会社は大手から小さい会社まで各種様々あります。なかなかベストな保険会社を見つけるとはいうのは難しいのですが、知名度、財務力の強い次の5社から選べば間違いはないと思います。マーケットシェアと顧客満足度について参考に載せておきます(2015年時のデータを使用)。顧客満足度とは、万が一に事件が起きた際の保険会社の対応やClaim処理等に係る部分ですのでとても重要なFactorです。マーケットシェアは、それだけ多くの人が利用していることから信頼度も高いという指標になるかと思います。ちなみに、私は始めはProgressiveを使っていましたが、電話対応に不満があったので数年前からGEICOに切り替えました。今のところ、特にGEICOに不満はありません。各社オンラインにより自動車保険の見積もりをとることができます。

「statefarm」の画像検索結果  
  • Market share: 18.3%
  • 財務力: A++
  • 顧客満足度: Better than most
  • 総合評価:
     
「GEICO」の画像検索結果  
  • Market share: 11.4%
  • 財務力: A++
  • 顧客満足度: Average
  • 総合評価:
     
「allstate」の画像検索結果  
  • Market share: 10.0%
  • 財務力: A+
  • 顧客満足度: Average
  • 総合評価:
     
「progressive」の画像検索結果  
  • Market share: 8.8%
  • 財務力: A+
  • 顧客満足度: Average
  • 総合評価:
     
「farmers insurance」の画像検索結果  
  • Market share: 5.3%
  • 財務力: A+
  • 顧客満足度: Better than most
  • 総合評価:
     

 

自動車保険の例(GEICOの場合)

以下はGEICOの自動車保険の一例です。金額は半年間での金額です。半年総額で約$670くらいです。アメリカの自動車保険は日本の自動車保険より高いかもしれませんね。





保険の補償範囲についての解説

自動車保険に関する各項目について簡単に説明いたします。万が一のための補償ですので、すべての項目について確認をし、補償範囲について理解しておきましょう。

英会話
  • Body Injury Liability:人身事故の際に相手に支払われる上限を示します。1人あたりの上限が$250,000で、総額が$500,000まで補償されます。アメリカには対人対物無制限といったプランはなく、それ以上の補償プランに入りたい場合は、Umbrella保険に加入するという選択肢があります。Umbrella保険については、最後に解説します。
  • Property Damage Liability: 事故起こした際の対物補償を示します。事故の際の対物に対する総額$100,000まで補償します。
  • Comprehensive Coverage & Deductible:車両損害を補償する保険です。自動車の衝突事故以外の破損が含まれます。他にも、運転中に鹿などに接触した、盗難で窓を破壊されたなど、こういったケースはComprehensiveによって補償されます。Deductibleは控除免責金額です。例えば、修理費用が$1500で、Deductibleが$500の場合、保険の加入者は$500を支払い、保険会社は$1000支払うという形になります。
  • Collision Coverage & Deductible:車両損害を補償する保険です。自動車の衝突事故に対して支払われる保険です。例えば、交差点で他の自動車に衝突したケースは、Collisionによって補償されます。車両損害の補償がなくてもいいという人は、Collision Coverageを無しにする事も可能です。
  • Emergency Road Service:高速道路上で自動車が止まってしまった場合、牽引車を呼ぶための費用を保険会社が負担してくれるというものです。ただし、牽引してくれる距離などに制限があります。
  • Rental Reimbursement:自分の車が事故の修理等で使用できなくなった場合、台車としてレンタカーを使用した場合の補償を受けることができます。この場合、1日$30で最大$900まで補償されます。
  • Medical Payments:事故に遭った際に、自動車に同乗(自分を含む)していた人が怪我をした場合に支払われる保険です。例えば、事故の際に、助手席に乗っていた友人が頭をぶつけて病院で治療を受けた。その際の治療費はMedical Paymentsで補償されます。
  • Uninsured/Under insured Motor Vehicle:自動車事故が発生した際、加害者側が無保険(uninsured)、または、損害を支払うだけの十分な補償金額が設定されていない(under-insured)場合に、保険会社が代わりに支払います。

 

Umbrella保険(Umbrella Policy)

自動車保険が補償する上限を超えた賠償請求があった場合、それを補償するという保険、それがUmbrella保険です。通常、$1,000,000の補償をカバーする保険に加入します($2,000,000以上に増額することも可能です)。ただ、この保険に加入する条件として、GEICOの場合、Body Injuryの補償額を$250,000/$500,000 以上の設定にした上で、保険金額に上乗せしてUmbrella保険の保険金額として年間$200前後が必要です。仮に事故を起こして被害者から$700,000の賠償を請求された場合、$250,000の人身事故補償があった場合は、自動車保険から$250,000支払われ、残りの$450,000がUmbrella保険から支払われる事になります。日本では、人身事故は無制限という保険がありますが、アメリカではUmbrella保険に入らない限り人身事故に対する保険補償は十分ではありません。

このUmbrella保険は、車の保険だけでなく、家の保険やそのほかの保険でも、それぞれの保険の保険金額を超えたものがカバーされます。日本と違いアメリカは歩行者が少ないため、人を事故で引いてしまうというよりも、車と車の事故が多いため、事故で人が死んで多額の請求をされるというリスクは日本より低いかもしれませんが、$250,000の補償額では十分でないのは明らかです。

「Umbrella insurance」の画像検索結果
 

レンタカーを借りた場合に保険はカバーしてくれるの?

アメリカでレンタカーを借りると、車両自体は安いのに、保険を付けると倍以上の価格になったりします。そこで思うのが、「自分の自動車保険はレンタカーまでカバーしてくれないのか?」。

これは加入してる保険のPolicyによりますので、保険会社に問い合わせをしてください。GEICOの場合だと、GEICOのホームページで、自分のIDでログインした後に、Q&Aのところで自分のPolicyを基にRental Carまでカバーされるのかどうかについて教えてくれます。

私の保険の場合、以下の条件を満たした場合、comprehensive、collisionそしてliabilityがレンタカーにも適用されます。アメリカの国内で旅行目的で運転をする分には特に問題のない条件です。

  • レンタカーの借りる期間が30日以内であること

  • レンタカーは通常の自家用車タイプの車種であること

  • レンタカーはアメリカ、カナダで個人的目的で使用すること(つまり商用はダメ)

  • レンタカーはあなた又は妻又はパートナー(同性愛者のため)の名前で借りること

  • レンタカーはあなた又は妻又はパートナー又は家計を共にする親戚が運転すること。そして、その運転者は、レンタカー契約によって認められた運転者であること
ライザップイングリッシュ
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