ストックオプション

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アメリカの会社では優秀な人材を会社に留めておくため、LTI(Long Term Incentive)というのを設けている会社が多いです。所謂、自社株を提供するストックオプションです。給料とは別という場合(所謂ボーナス的な扱い)、又は給料の一部という会社もあるかと思います(アメリカの給料についてはこちら)。このストップオプションは数年間売却することはできず、数年間その会社に勤めた後に売却することができるという、アメリカでは「黄金の手錠(Golden Handcuffs)」と呼ばれています。アメリカの会社のCEOともなると、実を言うとこのストックオプションの占める割合が多く、例えば年収は1億ぐらいだが、ストックオプションで20億というのも珍しくありません。株価が上がれば上がるほど自分の資産が増えることになりますので、CEO、経営層、マネージメントにとっては仕事に対するMotivationも高まり、また同時に重要な社員の引き留めに繋がるという会社にとってもメリットの大きいシステムです。

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日本の会社だとストックオプションはあまり一般的ではなく、一部の経営層のみに提供されている高嶺の花的なものかと思いますが、アメリカの場合ですと、優秀なマネージャークラスからこのストックオプションが提供されることが多いです。

 

RSUとストックオプション

さて、このストップオプションですが、大抵の会社の場合、2種類のオプションを提供しているかと思います。1つがRSU(Restricted Stock Units)所謂、制限つきストップオプション、と通常のストックオプションです。それでは違いを見ていきましょう。

RSU (Restricted Stock Units)

RSUは簡単に言うと、会社がオプションとして提供する総額分の株数を、権利確定時の株価から算出して、その株券を提供するというものです。例えば、会社が10,000ドル分のオプションを提供してくれるとなり、権利実行時に、自社の株が1株100ドルだった場合、100株分の株券を割り当ててくれることになります。そして、数年後、自社の株が1株120ドルになったとき、その価値は12,000ドルとなります。その時点で売却できれば、12,000ドルがあなたのポケットに入ることになります。逆に1株80ドルになれば、総額の価値は8,000ドルとなります。

このRSUのメリットは、株価が0にならない限り、いくらかのお金が自分かえってくることです。ストックオプションと比較すると、リスクも低い分リターンも低いというオプションになります。

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RSU(Restricted Stock Units)

リスクも低いがリターンも低い。堅実なプラン

ストックオプション

このストックオプションは、 一定の安い株価で自社の株式を購入する権利を与え、一定期間が経過した時点で、当初の約束価額で株式を購入。そして株価が上がった時点で売却すれば、利益が舞い込んでくるという仕組みです。ストックオプションは自社株の時価が行使価格を超えて上昇するほど利益をもたらすプランです。例えば、自社の株価が1株あたり100ドルのときにストックオプションが付与された場合、現在の株価に関係なく100ドルで1株を購入することができます。 あなたがオプションを行使することを選択したときに自社の株価が120ドルに上昇した場合、20ドルの利益を稼ぐことになります。株価が高くなれば、利益はさらに高くなりますが、株価が下がると利益は下がります。

会社によっては、1 RSUにつき10 ストップオプション付与してくれるというように割合を決めており、先ほどの例で言えば、100ドルから120ドルになれば、RSUは120ドルとなりますが、ストップオプションなら20ドル増加分×10=200ドルとなり、ストックオプションは更なる利益をもたらします。一方で株価が上がらない又は下がった場合には、ゼロです。RSUよりもハイリスクハイリターンのオプションだと考えられます。このストックオプションは大抵の場合、例えば10年後には期限がくるなどの制約が付きます。

Stock option

RSUよりハイリスクだが、ハイリターン

どっちがよいの?

私の会社では、RSUとストックオプションのどちらかを選択できるようになっています。50% & 50%ような形で配分を変えることもできます。会社の規模等にもよって異なりますが、今後成長が見込まれる場合には、ストックオプションのほうが大きいリターンを期待できますし、会社がある程度成長して安定期に入っている場合には、ストックオプションでは大きなリターンは期待できないが、RSUのほうがリスクも低く安定性が見込まれる場合にはRSUのほうがよいでしょう。私の場合には、会社の規模がある程度大きく、今後に大きな飛躍というよりは確実な成長を期待されている会社ですので、RSUの割合を多くしています。結局のところ、どちらが良いというのは未来を占うということと同義ですので誰にも分かりません。ただ、Financial Adviserに話を聞くと大抵は50%, 50%を勧められます。

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